高い所から落ちたとき、助かる方法
もし、高い所から落ちてしまったとき、あるいは高い所から飛び降りないといけない状況になったとき、どのような受け身をすればケガの程度が軽くて済むでしょうか。
いざというときに、調べる暇はないので、あらかじめ知っておけば安心です。
衝撃を分散させる
高い所から飛び降りるときは、着地の衝撃を分散させるために、着地後、転がる必要があります。
まず、両足の裏で着地してください。それから体を丸め、すねの外側・ももの外側・背中・肩の順番で転がりましょう。
この5か所に、着地の衝撃を分散させる方法を「五点着地」といいます。あらかじめ頭の後ろを両手で抱えて、少しあごを引き、頭を守りましょう。ついでにひじを締めます。
五点着地は、自衛隊の第一空挺団の訓練項目に入っている技です。修得には長いキャリアを要します。決して素人が簡単に成功できる技ではありません。
ですが、【できれば両足で着地】【頭を守る】【転がる】ことは覚えておいて損はありません。
五点着地の限界高度
五点着地の際、人間は、どのくらいの高さなら大丈夫なのでしょうか。5mの高さなら成功すれば無傷でいけるそうです。(上手い人はもう少しいけるそうです。)
しかし猫はすごいですね。高い所から飛び降りても着地が非常に上手です。しなやかに五点着地できるので、かっこいいです。
ただ、本当に危険な高さから落ちたときは、余裕がなくて「両足で着地」なんて言ってられません。
最初から危険な状況を避けられるものなら避けたいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません